2007/09/19

ntpq -pの見方

うちのサーバをslewで時刻あわせするようにしようと思い立ち,
ntpdを立ち上げた.
が, ntpq -qの見方がいまいちなので, まとめた結果を記録.

一番左 '*' : 参照同期中であると宣言されたサーバ(sys.peer)
'#' : 参照可能だが, 同期距離が遠いサーバ(selected)
'+' : 接続テストに合格し, いつでも参照可能なサーバ. 参照リストにある(好ましい)サーバ(candidat)
' ' : 同期を試み中, もしくはレスポンスがないため, 参照していないサーバ(excess)
'x' : falseticker検査で, 参照リストから外れたサーバ(falsetick)
'-' : クラスタリング検査で, 参照リストから外れたサーバ(outlyer)
'.' : 参照リストから外れたサーバ(excess)
'o' : 参照同期中であると宣言されたサーバ(同期はPPS信号から間接的に行なう。)(pps.peer)
remote 時刻サーバ
refid 参照ID(サーバが参照しているマシンID. 不明の場合は0.0.0.0)

remote が参照している他の時刻サーバやGPSなど
st サーバのstratum値. サーバの階層.

(1は一次サーバ, 2は二次サーバ, 16が最低でサーバに接続できないことを表す)
t 時刻サーバの型(l:local, u:unicast, m:multicast, b:broadcast)
when 何秒前に最後のバケットを受信したか(秒)
poll ポーリングの時間間隔(秒)

最初は高速に同期ができるようにポーリング間隔(この値)は小さい.

トラフィックや時刻サーバの負荷を減らすように, 時計が同期されたらポーリング間隔はだんだん長くなる.
reach 到達可能性に関するレジスタ・データ

時刻サーバへの直近8回分の接続結果を8ビットの8進数で表す. 全て成功していれば377(2進数で11111111)
delay 通信による遅延の推定値. パケット往復時間(ミリ秒)
offset 時刻サーバとのずれ(ミリ秒)

同期中は小さくなっていく. つまりローカルの時刻がだんだん正確になっていく. 10[ms]以下なら問題なし
jitter オフセット値の分散

小さい方が好ましく, 正確な時刻同期が可能になる.(単位:ミリ秒) 10[ms]以下なら問題なし

0 件のコメント: